PAT会員様へ 高知競馬の狙い馬
高知競馬場での送別式にて頂いた花束。
ファンの方へトスしたはずなのに、何故か手元にあります。
それはそうと、20日付けで短期免許が切れ、一般人となりました。
競馬に関しては自由な身分。
というわけで高知競馬の有益情報を、次走の狙い馬をドドーンと挙げてみたい。
イダテンハンター
佐原秀泰騎手で1着となった後に森田牧広へとバトンタッチ。
以来8戦して全くイイところ無しの惨敗続き。
後ろからだとジリジリとしか来ないし、積極的に行ってみると終いバテバテになる。
いい加減に騎手を替えてください!と心の中で訴えるも、平先生は顔色ひとつ変えずに辛抱強く森田を起用。
「佐原さーん、どうやってこの馬走らせてたんですかぁ〜」
などという情けない質問は出来ません。
せめてもう少し具体的なレベルの高い質問が出来るようになってからでないと。
というわけで次走、森田から他の腕の良いジョッキーへの乗り替わりで出てくれば迷わずに「買い」です。
オッズもかなりオイシイはず。
この馬も森田で結果が出せず終いだった一頭。
そこそこには差してくるんだけど、3着が精一杯という内容。
やはり國澤先生も顔色ひとつ変えず、辛抱強く森田を起用。
「(この馬で結果を出してみろ!)」
という無言のプレッシャーを感じつつ、いろいろな作戦を試したが失敗続き。
この大寒波だというのに冬毛ひとつ生えずギラギラな毛艶で、調子は間違いなく絶好。
森田から腕の良いジョッキーに乗り替わりで出て来れば、これも狙ってみたい一頭。
サウスカントリー
故 内炭重夫さんがよく仰っていた、「競馬が終わってから来た。」 というレース振りを毎度毎度くり返し、まったく進歩が無し。
情に厚い厩務員のカツヒサさんは、
「いや、攻め馬に乗ってもらってる限りは森田君で行くき、乗り替わりとか心配せんでええけど。」
と辛抱して下さいましたが、
「(もう少し前でスムーズな競馬はできんか?!)」
と腹の中は煮えくり返っていたでしょう。
次走はおそらく金沢の名手・畑中騎手で出走してくるので、一変が期待できます。
単勝で、馬単3連単1着付けで大勝負できる。
…という内容の記事を先週の金曜の時点で用意してたんです。
べつに面白くもないか、と思って更新しなかったけど。
結果は皆さん知っての通りです。
や、やっぱり勝ったか…。
しかも単勝17倍?!
あれだけ森田牧広の送別式で、
「森田から他のジョッキーへの乗り替わりが馬券的中のポイントですよ!」
とマイク持って熱弁ふるってたのに。
まぁ寒い中送別式を観に来てくださったのが約5人では仕方ないか。
そら花束をトスしようにも誰も受け取ろうとしないから、しょーがなく正面にボーッと突っ立ってたウチの奥さんに投げつけるわ。
花束が手元にあるのはそういうことなんです。
予定では送別式では15000人の女性ファンで埋め尽くされ、一人一人にバラの花を手渡すはずだったんやけど。
まぁ来年こそは。
とにかく、現場に居てくださった5名の方は、このレースは的中できておられたでしょう。
そして続く26日の開催、
イダテンハンター、お前もか。
しかもまた14倍もついてる。
別に現地にいなくても、ネット観戦であっても
畑中>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>森田
くらいの差は歴然としてることは分かるんだから、この乗り替わりは絶好の狙い目でしょうが。
いい加減PAT会員は学習しないと。
高知競馬は馬を見ず騎手で買え。
とはいえ、森田の精神はもうボロボロで立ち直れないところまで来た。
ふざけて自虐ばかりしてるようだけど、これでも病んでるんや。
そして水曜日の夜、就寝前にスマホを開いて高知競馬の6レース、
リュウノハヤブサの結果を恐る恐る見てみると…
上田会長、あなたは優しい。
これでリュウノハヤブサまで勝ってたら、わしは首吊ってた。
しかし、森田牧広がジョッキーとして足りない部分が山ほどあることは、高知競馬でイヤというほど痛感させられました。
オレンジウォーク
エイシンツバメ
フリークウェーブ
シャオシンジュ
ツリーポケット
ジョージバジー
ブラッシュアップ
マイネルプレアデス
サウスカントリー < New!
イダテンハンター < New!
…などが森田牧広からの逆マジックで激走した馬たち。
この事実を受け止め、この先進歩があるかどうかは分かりませんが、まだ諦めずにもう少しだけジョッキー業にチャレンジするつもりです。
宜しくお願い致します。
そして次の開催以降、同様のパターンで激走が見込めそうな特注馬を挙げると、
1月31日 8R C3−9C3−9 キャプテンユウキ 上田将司
この馬ですねー。
リュウノハヤブサではお情け(?)を見せてくださった会長も、今度は本気出してくるでしょう。
当ブログ読者だけの極秘情報です。
ではあっしは地全協が殴り込みに来る前にオーストラリアへと旅に出ます。
お元気で。
高知競馬のヤバイ話
「ブログ見てます。もっと暴露話書いてくださいよ。」
ファンの方から色紙を頂きましたのでサインをしていると、そうリクエストされたのです。
暴露話…?
というかブログ?
身内だけでコソコソやってるだけのこのブログも、さすがに高知へ来てからにわかに存在が明るみに出つつあるのか。
そうなると余計にヤバイ話は書けなくなるんですけどね。
御上から怒られない程度の暴露話となると…、
【上品な奥様方の素顔とは?!】
検量室内で仕事をされている奥様方、どなたも控えめで上品な方ばかりと思っていたのですが。
とある時休憩のお茶タイム中に横を通りかかると、
「金杯は浜中に邪魔された!! 川田は来たけど浜中のせいで…!!」
という耳を疑うような声が。
中央競馬だけでなく休日のパチンコなど、なかなかのギャンブラー奥様も中にはいらっしゃるようです。
【騎手は裏情報で大儲け?!】
地方競馬の騎手はJRAの馬券を買えます。
これは合法。
しかし中央競馬の知り合いから有益な裏情報をゲットしコソコソ儲けてるんではないかと、ファンの方は懐疑的になり安心して馬券も買えないことでしょう。
しかしその実態は…というか、とりあえず高知の騎手はロクに馬券が当たらん。
自分の滞在していた3ヶ月間、この人ら当たったためしがない。
金をそのまんまドブに捨ててる。
漢気ある性格で慕われているベテランの××騎手は、男の一点買いで大勝負するのかと思いきやコッソリ買い目を覗いてみると、10点以上も手広く薄く買ったにも関わらず結果はカスリもせんという有様。
ファンの皆様ご安心ください、騎手の馬券収支は大幅にマイナスですよ。
【高知競馬はガチ】
よく競馬ファンが噂されるのが「接待レース」というやつ。
たとえば騎手が引退する際、その最後の騎乗レースは他の騎手が「空気を読んで」わざと手綱を引っ張ったり何なり手加減して花を持たせるというやつ。
というわけで昨日の森田牧広の日本最後の騎乗レースはどうだったかというと。
スタート直後に思い切り挟まれてあやうく落馬しかける不利。
この人ら、ガチや。
その前日のレースでは森田が逃げを打ってスイスイ行っているというのに、3コーナー過ぎで早々とN騎手がムチをぶっ放しながら潰しに来たんですから。
せっかくオーストラリアから来てる森田クンの最後だし、ここはひとつ接待レース…などという気持ちは微塵も無い。
姉さん、こいつらはガチです。
それとも単にワイが嫌われているだけなのか。
【新聞記者の予想は適当でいい加減?!】
高知の某リーディング騎手と某ベテラン騎手の競馬談義。
とても勉強になるので、横で聞き耳を立てていると
「こいつら(記者)の予想もエエ加減じゃのー。」
「いやホンマです、全く馬を見んと騎手で印うちよる。」
「こんな馬に本命うちよってからに…、勝てえ言われても無理じゃ!」
と不満タラタラ。
いやしかしね、あなた方は実際にそういう馬でも結果出されるんですから。
騎手で印をうつのはちっとも間違ってないんです。
馬:騎手は7:3とよく言われるけど、高知競馬の場合は6:4、いや5:5と言っても良いくらいです。
だって馬の場合は優秀ならば南関やJRAへ行き、そうでない馬は賞金の低い競馬場へ来るというシステムなのに、騎手は優秀なのも下手っぴも同じ競馬場に留まるのですから。
馬でいうところのG1クラスの騎手と、500万下クラスの騎手が同じレースで競い合うのですから。
それはハッキリと差が出ます。
悔しいけど、森田牧広から畑中騎手や永森騎手など他のジョッキーに乗り替わって、ウマの走りが一変するのを目の当たりにさせられましたからね…。
ほんとうに、上手い騎手とヘタな騎手はとてつもない差がある。
パッと見ですぐ分かる部分と、ちょっとした騎座のバランスや扶助の仕方などというような微妙な部分での差が積もり積もって、とてつもない差となって結果に表れる。
ヘタクソなのに馬質に恵まれただけでリーディングを獲る騎手、G1を勝ってしまう騎手、というのは存在しない。
それだけは確実に言える。
結果を残す人は、皆まちがいなく上手いのです。
少しづつ、少しづつでもいいから、そのレベルに近づけて行かないと。
というわけで昨日、高知競馬での騎乗を無事終えることができました。
ファンの皆様、馬券ではご迷惑ばかりおかけしましたがご声援ありがとうございました。
汚い騎乗フォーム
ハッと目をひく騎乗姿勢の綺麗な3人。
3騎手ともに高知競馬のこれからを引っ張っていく若手のホープ。
なにせ身体が柔らかいしバランス感覚が良い。
追いもシッカリしている。
やはり師匠からそういった騎乗フォームなどについて厳しく指導されているのでしょう。
ところでオーストラリアでは、競馬中継は基本的にカメラは1台のみ。
そのため常に「引き」での画面となり、馬と騎手にカメラがズームに寄っていく演出がされることはありません。
日本で、高知競馬で騎乗してみて、はじめて「寄り」で自分自身の騎乗フォームを見てみたんだけど、
それを見て愕然とした。
なんというか、まぁ硬い!の一言。
静止画像では分かりにくいけど、動画で見るととにかく動きが硬くぎこちなくて、こんな醜いフォームで乗っていたのかと失望した。
し、しかしね、騎乗フォームが汚くてもG1を勝ちまくるジョッキーはいるし。
騎乗フォームが美しいとか、追い方がカッコイイとか、ムチの持ち替えが速いとか…、そんなことはハッキリ言って騎手の自己満足。
ジョッキーにとって本当に大事で必要なのは、勝負勘であるとかもっと別なところに…
などと開き直ろうとしていたところ、とある高知のベテランの騎手から
「森田君はやっぱりいろいろと気にしすぎ」
「そういう気持ちが騎乗フォームにも表れている」
「全体的に重心が後ろにかかりがち」
「それが引っ掛かったりリズムを崩す原因にもなっている」
というアドバイスを頂いて、目の覚めるような思いをした。
人馬一体とはほど遠い騎乗フォーム。
そら馬は走らんわ。
騎手に必要な要素というのは沢山あるけど、馬なりで人馬一体となってレースを進めるのは最も基本で大事なことではないか?
だいたい、馬群がギッチリで荒っぽいジョッキーも多いオーストラリアと違って、高知競馬の騎手は技術も高くフェアなので、レース中は周りをキョロキョロする必要も無いし馬との呼吸に集中できる。
馬ナリ、人馬一体、ということを意識しつつ乗った結果、
まぁ少なくとも以前のようなぎこちないフォームは解消されつつあるように思います。
成績のほうは上がってないけど。
ここまで2着9回、3着9回に対し、わずか1勝という極端な勝負弱さ。
あと残すところ2日、最後にもうひとつ勝てるでしょうか。
調整ルーム入ってまいります。
憧れの人
――おっ、こいつのバランス感覚ハンパねえな。
とある時、たまたま高知競馬を観ていて気になるジョッキーが。
へー高知にはこんな上手い人がいるのか…
と興味を持って以来、ネットで高知など地方競馬のレースを頻繁にチェックするように。
そのうち自分も地方競馬で乗ってみたいと思うようになり、実際に高知競馬への所属が決まったときは、
「あぁ、あの宮川実ジョッキーと一緒に乗れるのか…。」
とドキドキしたもんです。
今では毎朝、素っ気なく「おはようございマース。」 などと挨拶してるけど、心の中では
「(あっ、実サンが来た…。)」
とテンションが上がってるんです。
気持ち悪いけど。
攻め馬用のヘルメットカバーも実リスペクトだし。
その宮川実騎手が片目の視力を失っていると知ったのは、高知へ行くことが決まった後のこと。
落馬事故からどうやって復帰まで漕ぎつけたのか?
自分が数年前にヒザを骨折してようやくプラスターが取れた時は、まったくビクとも動かない足を見て、
「ここからどうやってリハビリしていくのか…。」
「また馬に乗れるようになるのか?」
と絶望したものだけど。
視力を失うなんて、片目だと自転車すらまともに運転できないのに。
そんな実騎手のドキュメンタリーがNHKで放送されるので(再放送・1月18日月曜午後1:05〜)ぜひ観ておいてください。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2016-01/11.html#breadcrumb
あまりお勧めできる方法ではないけど、目を閉じて馬に乗る、というのを試したことがあります。
馬乗りが上達できなくて悩んでいた見習いの時分、ふと馬上で目を閉じてみると、視界がシャットアウトされた結果、手綱から伝わってくる感覚から何から全ての感覚が研ぎ澄まされて…、
人馬一体となれるヒント、上達のヒントを掴んだものです。
実騎手のドキュメントで出てくる「人馬一体」というワードから、ふとそんな昔話を思い出しました。
ところで実騎手のドキュメンタリーには、森田牧広も画面の端っこに0.2秒ほど一瞬だけ映ります。
NHKという全国ネットで、憧れのジョッキーと共演を果たすという快挙が…!!
ますます気持ち悪いな、こいつ。
ジョッキーの妻の苦悩
皆様、あけましておめでとうございます。
森田牧広の妻です。
主人がいつもお世話になっております。
高知競馬は31日、元旦も続けて開催でした。
私はいつものように観客席で夫のレースを静かに見守り、
また夫は調整ルームにずっと籠もりきりのため、
私は家でひとり寂しく過ごすという年末年始でした…。
ところが1日の夜、ようやくレースから解放され帰宅した夫は
「夜這いされた…」
とウワゴトのように呟きながら、ひどく咳こんで体調を崩している様子。
何事かとよくよく話を聞いてみると、
大晦日、最後の騎乗を終えて調整ルームに戻り、翌朝の調教にそなえ早めに床についた。
するとウトウトしていた22時過ぎ、何者かが部屋に侵入。
そしていきなりベッドの上に跨がられ、こっこれは夜這い?!
まさか高知競馬場内では、欲望の溜まった男性同士で夜這いの文化がっ…?!
顔をよく見てみるとその正体はM騎手!
高知へ来る以前から、夫が尊敬し憧れていた…あのM騎手!
これは本気でBL(ボーイズラブ)的な展開クルー?!
…と思いきや、
「森田サーン、どうせ明日の攻め馬なんて大して忙しくないでしょー?」
と布団をひんむかれ別室へ強制的に連行。
するとそこには騎手全員がすでに集合、
「高知県知事賞」をブランクヴァース号で制した、西森将司騎手の祝賀会場となっていたのでした。
さすが、絆の強い高知のジョッキー。
若手がはじめて重賞を勝ったとなると、みんなで集まってこうしてお祝いするのですね。
レースでは激しく競い合うけれど、プライベートではピリピリする必要など無し、みんな仲が良いのです。
その光景に感動し、ジーンときていたのも束の間、
すでにベロンベロンに出来上がっていたベテランの××騎手が毒蛇のように絡みついてきたのです。
「おメェは一言も喋らんのに、よう結婚できたのう!」
「わしゃ不思議でしょうがないんじゃ!」
「おう、奥さんどうやって落としたかプロポーズの言葉ここで言うてみィ!」
という××騎手の絡みつきアタックをどうにか交わしつつ、祝賀会は午前0時を前にお開き。
しかしわずか2、3時間後には朝の調教が始まります。
案の定、大半のジョッキーが元旦の調教に出遅れという2016年のスタートでした。
夜這い、強制連行、後輩イビリ、深夜までの深酒、調教への遅刻…、
舎監さん、調整ルーム内の規律はいったいどうなっているのでしょうか。
私は夫が心配でなりません。
※一部に妄想、誤解、誇張表現があります。
(あと、奥さんはBLには興味ないそうです。)
Tass Ygaheiken
「お前の言うとうことはワカラン。」
とベテランの厩務員さんに呆れられてしまった。
わたしゃ勿論日本人なので日常会話は問題ないんだが。
しかし馬のことを話すとき、馬のクセや状態を伝えるときに、微妙なニュアンスを日本語で伝えるのが難しい。
「この馬はレイジーだけど上がアスクすればキープゴーイングしてくれる…。」
などとルー大柴な物言いになりそうなのを修正しながら喋るので、余計に意味のわからない日本語になってしまっているよう。
しかし厩務員さんも厩務員さんで土佐弁を容赦なくブッ込んでお話しされるので、関西人の自分にはなかなか理解しづらいことも。
ところでタッスイガハイカンという高知競馬の2歳馬。
これもメンズイクスクルーと同じく初見で「?!」となる難解な馬名。
たっすいが・はいかん?
たっすい・がはい・かん?
Tass Ygaheiken?
日本語のような響きだけど意味が分からないし、もしかしたらドイツ語か何かか?
と考えていたら、実況の橋口アナウンサーが
「タッスイガワイカン!」
と流暢にコールされているではありませんか。
まさか「ハ」を「ワ」と読ませる馬名が登場するとは。
エガオヲミセテ以来の衝撃やね。
タッスイガハイカンは土佐弁で、高知競馬ご当地デビューの2歳馬ならではの馬名。
昨日は2歳重賞の金の鞍賞が行われましたが、高知競馬では今年2歳新馬戦が17年ぶりに組まれるなど2歳戦が盛んになりつつあるようです。
それに伴い、
タッスイガハイカン
トサノナデシコ
クロシオソダチ
ハリマヤヨサコイ
といった御当地デビューの新馬ならではの馬名が目立ちます。
来年あたりはタタキオブカツオとか、セクシーハチキン、コジャントノンダゼヨみたいな土佐弁全開な馬名がもっとデビューしないかなーと期待しています。
地獄絵図
はじめは先輩騎手に遠慮してか、
端っこのほうで行儀よくマンガを読む見習いの××君。
しかし終いには熱湯風呂のふちで死んだカエルのようにダウン。
それでもマンガ本からは目を離さない。
いつもの定位置で汗取りするのは××騎手。
ベテランらしく余裕のあるポーズだが、血走ったその目から話しかけられる雰囲気ではない。
グッタリした表情でサウナから上がるやいなや、水風呂に顔を突っ込んだまま動かない××騎手。
○んでるんじゃないかと心配になる。
熱湯風呂と水風呂の境目で器用に眠るのはオーストラリアから来たМ騎手。
寝ボケてどちらかにザッパーンと落ちるとエライことになるが。
脱衣所の隅っこのほうで、ひっそりと安らかな眠りにつくのはオーストラリアから来たМ騎手。
ときどき確認しに行かないと、ほんとうに○んでるじゃないかと。
冬の寒さも本格的となり、騎手の減量も厳しさを増してきました。
姉さん、調整ルームは今日も地獄絵図です。
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