ツヨシしっかり勉強しなさい!

ドウェイン・ダン。


彼がトップジョッキーであり続けるのは、運とか生まれ持った才能ではなく、やっぱ日頃の努力なんやわ。
ダンの話を聞くたびに、あぁ自分はちっとも努力してへんなーって痛いほど分かる。


いろいろあるけどいちばんショックやったのは、彼はレース前のホームワーク(予習)に3、4時間かけるということ。
3、4時間やで。
猛反省しました。


そういえばダンは騎手控え室でも他の騎手と談笑したり馬具の手入れとかするだけで、新聞にジィーっと見入るようなことがないなぁ。
それもそのはず、前日の夜にカンペキに予習済やからやね。


ホームワークというのは競馬新聞なんかを見て、展開やペース、有力馬がどのポジションでどの辺りから仕掛けて行くか…などといったことを予想してレースのイメージを膨らませるんやね。
それを完璧にやってるのとやってないのでは、大きな差が出てきます。


例えば逃げるはずの馬が出遅れたとかいう予想外の展開になった場合に、それに対応できなかったり判断が遅れたりする。


代わりに先手を奪った馬が有力馬か人気薄かで、プレッシャーをかけに行くか4コーナーまで単騎で遊ばせておくか、といった判断もできない。


自分の前を走ってる馬が本命馬ならそのまま後をついて行って構わないけど、単勝50倍を超えるような馬ならば早めに外へ出すことを考えとかないと勝負所で前がつかえてしまう可能性が高い。


…これってまさしくmaki-moritaの弱点そのもの。
レース中に素早いジャッジができない、例えジャッジしてもそれを行動に移す勇気、自信がない。
自分の成績が思うように伸びないのは、ホームワーク不足のせいだと今日ハッキリわかりました。


…とは言ったものの、オーストラリアの競馬新聞て、見にくい!
前々から言おう思てたけど、ほんま。
知りたい情報見つけるのに時間かかりすぎんねん。
サンスポの競馬欄やったら眺めてるだけでレースのイメージが湧いてくるのに。


というわけでホームワーク用のノート作りました。
見にくい新聞に赤ペンでいろいろ書き込むよりはこっちのほうがええでしょ。
多少手間はかかるけど、何よりレースのイメージを頭ん中に叩っ込みやすい。
さっそく今週末のレースをホームワーク中。
土曜はシティーで3鞍。
しかもみんな有力馬!
予習完璧にして、メトロ2勝目めざすわ〜