イイデセゾン
皐月賞3着、日本ダービー3着だった脇役。
美男子だったトウカイテイオー、派手な流星栗毛イブキマイカグラなど同世代のライバルと比べて、外見もとにかく地味で特徴のない馬だった。


ただしこの馬がシンザン記念でみせた豪脚、
最後方から差し切った共同通信杯のレースぶりは、当時小学生だったMorita少年の脳裏に強烈に焼きつきました。




将来もし自分がジョッキーになるなら、こういう派手な追い込みをして勝ちたい…




などと密かに思ってたんだが、実際にジョッキーになってみたMaki Moritaはというと、勝ちレースのほとんどが逃げ先行という真逆のタイプ。
大外からスパッとまとめて差し切った、というレースは1度か2度しか記憶に無い。
オーストラリアは先行有利という傾向にあるのでしょうがないんだが、それにしても後方から馬群を捌いて上がって行く、という技術がヘタすぎる。
力のある馬に乗せてもらって、先行して押し切るという、そういう競馬ばかりなんよなあ。




Makiの好騎乗で勝たせてもらった、ありがとう!!とオーナーから感謝して頂けるような、そんなレースをひとつでも増やしていきたい。
ボケッーと何も考えてないようだけど、これでも研究したりいろいろ工夫しながら騎乗してるんですよ。





ところで高知競馬のナゾの新人、森田牧広騎手。
なんとかデビューにこぎつけたようです。




最初のコーナーを回りきれず外に大きく膨れたり、
有力馬を平気で着外に飛ばしたり、
前騎手会長の西川騎手の顔を左ムチで思いきり叩いたりなど、
人迷惑なミスはいくつかあったものの、致命的なやらかしはなく無事にデビュー週を終えることが出来た模様。


いきなり最初から6鞍もチャンスを頂けるんだから、恵まれたものです。
初心と感謝の気持ちを忘れずに、頑張ってもらいたいですね。


本人のオフィシャルコメントは次の通り。


 「観客席を見た限り、ボク目当ての女性ファンは今日のところは0人だったようだね。そのうちスタンドをMakiファンで満員にしてみせるさ。」




01/11 R4 5枠5番 キタノナガレボシ 2着
http://www.oddspark.com/keiba/ArchiveMovie.do?calYYYYMM=201511&raceDy=20151101&opTrackCd=55&raceNb=4&sponsorCd=29&bitrate=3


01/11 R9 6枠6番 リュウハヤブサ 4着
http://www.oddspark.com/keiba/ArchiveMovie.do?calYYYYMM=201511&raceDy=20151101&opTrackCd=55&raceNb=9&sponsorCd=29&bitrate=3