ガッツだめだぜ

先日のミリセントカップで、見習いのB騎手が見事優勝!
…しかし、ゴール手前20mで派手にポーズしたために、競馬会から厳しくお叱りを受けました。


やっぱり、ガッツポーズはダメなんす。
ゴール手前ってのもマズかったけど、何より見習いジョッキーは絶対にガッツしてはならないという暗黙のルールがあります。


maki-moritaもデビュー当時は勝って嬉しくてついやってしまったりしてました。
となりの騎手とハイタッチを交わして厳重注意を受けたこともあります。なぁMUZZA。


つい握りこぶしをグッと作った、程度なら大目に見られるけど、観客にアピールするような派手なものは厳禁。
見てる側もあんまり良い気分しないしね。
事前にコレをやるぞ、と考えていたかのような変なパフォーマンスはただのバカにしか見えん。
JRAの某若手ジョッキーなんかはよくやるけど、もういい加減うんざり。


よしやった!と衝動的に出てしまったものなら見てても気分いいし、祝福してあげたい気持ちになる。
岡部元騎手がジェニュインで皐月賞勝ったときや、北村宏司騎手が初めてG1獲ったときとかね。


でも今までで1番感動したものといえば、1992年の菊花賞
三冠のかかった本命のミホノブルボンを外から差し切ったライスシャワー
さぁ鞍上はどんな派手なガッツポーズをするか…?!
と思って見てたら的場騎手、ただ優しく馬の首すじを撫でているではありませんか。
当時10歳だったmaki-morita少年、背筋がゾクってなるほど感動したのを覚えてます。


ゴールした後はやはり馬のことを考えて、慎重に止めることを第一にせなあかんね。