突然の電話でんねん
ぼーっと夕方までゴロゴロする予定が、ストラッパーしてくれという依頼の電話が。
うちの取締役の頼みとあっては断るわけにいきません。
着替えてしぶしぶ競馬場へと向かいます。
「おーマキ久しぶり、今日は何で乗らないの?」
「あれ、もう騎手やめたの?」
今日1日でこれを何度聞かれたことか。
さすがにカップデーだけあって北や南から多くの厩舎が参戦し、いろいろ懐かしい顔ぶれにも会ったんやけどやっぱりね、ジョッキーなのに乗れないというのはミジメです。
せめてもうちょっとヤル気見せないと。
自分が調教師の立場だったら、ぜったいこんな無気力なジョッキー起用せんわ。
それ何でんねん?
おでんでんねん。
おでんにワカメとしらすの酢の物、あんたほんまにオーストラリアでっか? というような食卓です。