〜思い出のあの馬〜 広田真樹

netkeiba.comにて、過去のレース結果を眺めるのが密かにマイブームです。
10年、20年も前のものまで。
そしたら懐かしい馬名が出てくる出てくる。
各馬にコメントを投稿できるようになってるので、今日もペンネーム"広田真樹"は思い出を綴ります。

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ユーセイフェアリー
競馬を見始めて、最初に好きになった思い出の馬。単純に灰色の馬ってカッコイイな、そう思っていた当時小学4年生。


コマモアンジェリカ
いつも絶望的な位置から馬群を縫って追い込んできました。小柄な牝馬ながら砂を被っても平気、再内の狭いところにも突っ込んで行った根性娘。


ヤマニンチアフル
最後方から大外ブン回しで追い込んで来る、極端なレース振りが好きでした。関西でほとんど毎週のように走る姿を見れたタフな女の子。


ヤマニンアルファー
同じく武豊主戦のヤマニン牝馬。後方一辺倒で最後は鬼脚で追い込んで来る、スリルのある競馬っぷりが好きでした。


ケイズドリーム
当時まだ中学生で出資はできませんでしたが、募集馬パンフレットで本馬を見た時から気分は一口会員。なかなか勝てずにいた馬が久々の勝利の美酒、その直後の事故死でした...。


グロリークロス
芦毛ファンですが、ビワハヤヒデには興味がなかった。若葉Sではこの馬に声を張り上げて応援してました。クラシックでの走りを見たかったけど悲しい結末に...。


テスコガリバー
とにかくジリ脚で、差してきたかと思うとそこで止まる。平地では6勝してますが、勝ち切れない馬というイメージでした。この馬も最後は残念なことになりました。

ヤマニンマリーン
競馬を見始めて、おそらく最初に故障で競走中止したのがこの馬だったと思います。折れた後ろ脚をブラブラさせてる様子がいまだに頭に焼き付いている。


サンエイサンキュー
"有馬はサンエイサンキューやで!"
何も知らない当時小学生の自分は友達にそう言っていた。優勝して画面にアップになっているメジロパーマーの向こうで、ジョッキーの下馬したサンキューを見た時は心臓が止まる思いだった。


ピアサファイア
ヘイセイシルバーとは違い、尻尾も鬣も真っ白で白毛馬のようでした。パドックではまるで縫いぐるみが歩いてるような感じ。


マツノエブエ
芦毛以外で好きになったのはこの馬が最初だと思います。やはり後ろから追い込んで来る馬を応援するのは、何とも言えないワクワク感?がある。


サダマーサー
その馬名より、見たこともない馬具を装着していたのが印象に残っています。(コーネルカラーノーズバンドかな?)


マミーグレイス
準オープンの長距離をのんびり眺めるのが好きでした。その常連だったこの馬は、ジリ脚でしたが確実に差して来ましたね。


アイアムフェアリー
名前が好きで応援してましたが、まるでサッパリ。アネモネSで2着した時はびっくりしたけど、本番の桜花賞で出遅れたのはもっとびっくりした。


ホッカイルソー
どちらかといえば嫌いな馬だったのに、好きになったのはいつ頃からかな。オールカマーは感動したし、ラストランの天皇賞は4角の手応えから"行ける!"と夢を見ました。


ライスシャワー
的場騎手がガッツポーズもなにもせず、ただ馬の首を優しく撫でた菊花賞。鳥肌が立つほど感動した。
思えば、なんとなく騎手を志したのはその時からだったかもしれない。






...こうして見てみると、ほとんどが牝馬
そして芦毛、追い込み馬。
昔はテレビの競馬中継が楽しみで、毎週ドキドキしながら観戦してたのにな。
いつ頃からか競馬の見方が変わってしまって、好きな馬なんてのも特に意識しなくなってしまった。
芝がもみじ色だった頃に戻りたい。