ブライアンは馬場の良いところを ・・・

土曜日の結果から、馬場の良い所を知るための下見は重要やなーと改めて思いました。



早い時間に競馬場へ行くと、コースの下見をしてるジョッキーを目撃できます。
傘でつつきながらジグザグに蛇行して、3コーナー辺りまで行って引き返す。
10分程度で終わるけど、これをやっとかないと作戦が錬れないし、レース中に迷いが出て判断も鈍る。
特に馬場の荒れやすい冬場や雨の日は、どこを通って来るかが大事なポイントになります。





印象に残ってるのは94年のオークス
大外の大外、馬場の良いところを通ったアグネスパレードゴールデンジャック、そして案外荒れてなかったインコースを突いたチョウカイキャロルとで上位決着。
不運だったのは中途半端に外を回ったツルマルガール。芝がはげてボコボコしてる箇所だったために伸びを欠きました。
不運というか、ジョッキーがちゃんと下見していれば結果は違ったはず。





オークスの結果からか、その翌週のダービーは内と外とで二分する形に。
大外を回ったナリタブライアンヤシマソブリン、内を突いたエアダブリンフジノマッケンオーで決着。
真ん中を通ってしまったナムラコクオーの騎手は何を見ていたのやら。





ほんとうに不運だったのは97年宝塚のダンスパートナー
勝てるかな?!という勢いだったのに、直線半ばで馬場の悪い外に弾かれて伸び切れず。
マーベラスの武騎手があれを故意でやったのだとしたら、やっぱり恐ろしい騎手です。




こっちが思ってる以上に、通った場所の差は結果にハッキリ出て来るので、下見はやっぱり重要。当たり前やけど。
雨の日にやたら入念に馬場のチェックしてるジョッキーを見かけたら、馬券で押さえておいたほうがいいかも?