オーストラリアのジョッキーはレース中、けっこう馬上でうるさく言う。




「ア゛ァァーーーッ!!」 とか 「ゲラァーーーップ!!」
などと奇声や怒号を飛ばしたり、あるいは




「ツシュッ!!」 「フォゥッ!!」 「☆×@○!!!」 とかね、
口のどこから発してるんや?というようなナゾの擬音をも駆使して、なんとか馬を動かそうとするんです。




ところが日本のジョッキーはというと、大人しい大人しい。
勝負所4コーナーでも、直線でも、みな静かにひたむきに追ってるんです。
「ア゛ェェェーーッ!!」だの「ン゛ブン゛ーーッ!!」だのと、ワケわからん奇声や擬音を発してるのは自分だけ。




もしかして、周りのジョッキーに状況を混乱させる恐れがあるから、あまり叫ばんほうがええのかな?
迷惑かもしれんし、しばらくは静かにしとこうかな?




…と思ってたら大間違い。
日本のジョッキーも叫ぶときゃ叫ぶ。
ココぞという時には怒号を飛ばす。
昨日の開催では、してやられた。



森田牧広、コイツはしかし2着多いねー。
この2つのレースでは、ともに内のウマと比べて手応えは断然優勢なのに、直線で負い負けして逆に突き放されるという無様な敗戦。
同じジョッキー相手に、まったく同じ負け方。




外から余裕で交わして「よし勝った!」と確信した瞬間、内の宮川騎手は右ムチで叱咤しつつ怒声を飛ばして物凄い迫力で気合いを入れるんです。
すると止まりかけた馬がシュッとまた伸びる。
負けじとこっちもオージー仕込みの「キィェェーーッ!!」とかいう奇声と擬音で対抗するも、完全に追いの迫力で負けた。




技術で劣る三流ジョッキーがトップジョッキーに食い下がるには、せめて気合いだけは上回ってなきゃいけないのに。
これでは2着3着が多いのもしょうがない。
確勝級のウマを先生に用意して頂いたのでなんとか日本初勝利できたようだけど、まだまだ信頼して馬券は預けられんな、森田君。




念のため、日本の騎手は怒号は飛ばすけど擬音は発さない。
「フュッ!!」とか「プシィィッー!!」とか擬音マツリ状態なのはオージーだけ。
擬音マツリ言いたかっただけちゃうんか。




須藤凜々花爆誕日特別 フリークウェーブ 2着
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C3-10 シャオシンジュ 2着
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陽之助大智慧太特別 ビービーブレイン 1着
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