コーチ屋は違法です

身内だけでコソコソやるはずが、今回はついに参加者が30人を超えてしまったCarnarvon Tipping Comp.（勝ち馬予想大会）。

ボロボロに終わった先週の結果にもめげず、今回もウチの奥さんは10ドル払ってエントリー。

この勝ち馬予想大会とかいうのは、ウマの倍率は関係ないので奇をてらった予想をする必要はなく、基本的にはガチガチの本命党で良いんです。

ただし今回のこの最終第6レースはですね、1番のキャットファイブが断トツの人気のようで、奥さんもこの馬で勝負するようですが、待った。
甘いわ。

このキャットファイブはここ数戦、どれも逃げ切りで連勝してきてるんですわ。
こういう逃げ馬が断トツの人気を背負うとね、後ろの馬はみんなこれを潰そうと早めに競りかけて来るのでハイペースになって、直線はバテバテで共倒れになる確率が高いんですね。
そこで浮上してくるのが、前半ゆっくり溜めていく差し追い込み馬なんすよ。
たとえばMaki Morita騎乗の6番エルテグラ、毎回ケツから行く個性的な追い込み脚質の馬で、これなんかがチャンスや。

みんながバテたゴール前、この馬が大外からスパーンと差し切る、これが「展開」っちゅうもんや。
競馬は「展開」があるから、実力通りに決まらない。だから面白いんやで。

…などとドヤ顔で講釈をたれると、ウチの奥様 素直に信じて、
キャットファイブを消してエルテグラと書き直し、いざ勝負。

結果はキャットファイヴの圧勝で、Morita騎乗のエルテグラは画面の端に消えそうな馬がそれです。

書き直さずキャットファイヴのままなら、優勝で＄300ゲットの可能性もあったのに。
も、申し訳ないです。

横でゴチャゴチャと「コーチ屋」行為じみたことをするのは今後やめます。

また伏兵馬で勝ちました。
単勝は83倍。
人気馬では信用ならんけど、穴っぽい馬でのM.Moritaはトライフェクタのヒモで押えておきましょう。

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