競馬を知らないウチの嫁はんにやらせたいゲーム、その2はギャロップレーサーや。
初代プレステのGallop Racer 2000。




ジョッキーつうのはね、
出走メンバーとその枠順から展開を予測し、その中で自分はどの位置でどこから仕掛けるか、馬群をどう捌いていくか、またライバル馬をどうマークしていくか、などを熟考しつつ一瞬の判断で動いていかなければ勝てない、とってもハードでタイヘンな仕事なんだよ、
ということを分かっていただくためです。




そんなわけでまずは練習モード、テキトーに騎乗馬を選ばせたら「これで行く。」と仰ったのがアドマイヤコジーン
い、いきなりG1ホースか。
結果、レースではスタートでややアオったものの、直線は中団から難なく差し切っての圧勝…。
うーん実にカンタンなお仕事。


い、いやあのね。
OP特別のジュニアカップアドマイヤコジーンは反則でっせ、森田さんとこの奥さん。
今のはたまたまウマが強かたっただけであって、ジョッキーというのはもっとタクティカルで何やらでハードな仕事で…




というわけでいよいよ次はシーズンモードや、痛い目に遭わせたる。
まずはショップで「これがオススメやで〜。」と囁いてワンモアラブウェイを購入させ、あとは放置。
うむ、どうやらまったく勝てないレースが続き悪戦苦闘しているもよう。


どや分かったか!
あなたの旦那様はけっこうタイヘンな仕事してはるんやでー、と言おうと思ったらもう飽きてマリオカートやってた。




初心者にワンモアラブウェイは、ちと難易度が高すぎたか…。





ちなみにここ最近のモリタ
運よく2週続けてレースに勝利することができています。


まずゲートを出してレースの流れに乗せる、
という最低限のことをコンスタントにできているので、勝てるレースを落とさずキッチリとモノにできている印象です。
リズムが悪いときは、レースの流れに乗せられないまま終わってしまうことが多いから。




冗談ではなく、スランプ気味だった状態から脱したのはギャロップレーサーのおかげなんじゃないかと思ってます。
いや実はウチの奥様が飽きたあと、自分が代わりにプレーしてたんですがね。
もちろんゲームは実際のレースに比べれば単純で簡単すぎてまるで別物なんやけど、レースに勝つという良いイメージを植えつけたり自信を回復させるトレーニングとしては使えるかもね。





そんなわけで気を良くしたMaki Morita、レース後は私服に着替えて一般の観客席をウロついてたんですが、30代くらいの夫婦に
「Would you ドゥーミー・ア・フェイバ〜?(ちょっといいデスカ〜?)」
と呼び止められる。


おっ、何やサインか記念撮影か?!


と思って話をきくと、ベテランのD・ミラー騎手のファンなので、もし可能ならジョッキー控室から彼を呼んでもらえないか、とのことでした。
なんや、ワイのファンではないのか。
そういえば今までサインなんて、親戚のオバチャンにやってあげたのが最初で最後やわ。




夫妻の頼みに応じてD・ミラー騎手を呼ぶと、記念撮影やTシャツにサインなどしてもらって満足されていたようでした。
うーん日本では考えられんことやね。
このへんのカジュアルさがオーストラリアのええとこよ。




M.Moritaはいつでも暇してるから、気軽に声かけていただいてええんやで。