崖っぷちジョッキーと馬肉シチュー


スチュアート君です。
「スチューイ、スチューイ」って呼ばれてたのに、ここ最近は
シチュー、シチュー」になってる。




「そんなウマさっさと肉にして、シチューの中にでも放り込めや。」




などと、ひどい言われよう。
しかし競走成績は4戦未勝利、入着なし。
おまけに噛む、蹴る、立ち上がる、の三拍子そろった行儀の悪さとくれば、それも致し方ないところか。
そんな彼にmaki-moritaがレースで騎乗することになりました。




「57kgなら問題ないやろ、どや乗ってみるか?」




今週の日曜、しあさってや。
エライ急な話ですが。
断る理由もないので受けることにしました。
おそらく単勝オッズは26倍見当
、人気薄なのは間違いないとこやけど、穴開けるよ。
いや、まじで。
勝ちに行くから、これは。
見ててみ。
成績が上がらずにいるのは、おそらく気性の難しさのため。
今朝の追い切りに跨がってみたけど、今までにない抜群の動きで調教師も驚いてた。
これなら十二分に勝ち負けできると確信。




それぞれ騎手、競走馬としての生命が危ぶまれている一人と一頭。
こはちょっと意地見せたろうやないか、なぁシチュー。