マリオカート実演


ここ最近、馬から落ちただの蹴られただのという事件はなく、平穏な日々やなぁ…
なんて思てたら本日、車で事故った。

「砂利道、運転注意」という立て札のある道。
いつも60km以上は出さんようにしてんねんけどね。
いや、今日も50kmくらいでのんびり行ってたはずやけど。
走りがおかしいな、とはすぐに気付いた。
走ってるというよりは、車が宙に浮いてる感覚。




えっ、何これ?!




と思ったら、自分のハンドル操作とは関係なく車が少しずつ左に流されてるやんか!
うわっ路肩に落ちる!
ハンドルを慌てて右にきったら今度は右へズズーーっとドリフト。
あ、あかん!なんでやねん、真っ直ぐや!
しかし立て直そうとハンドル切るたびに、どんどん体勢は悪化してく。
うねうねと蛇行、はじめてマリオカートやる人ってこんな感じです。




結局最後はマリオカートというよりバーンアウト状態で、車がほぼ真横向いたまま左方向へスライディング。
車はそのまま路肩を飛び越え、フェンスをブチ破り、その下の小麦畑へと着地しました。




人は無事。
車も奇跡的にほぼ無傷。
横転とかしなくてよかった。
しかしブチ破ったフェンスは…。
恐る恐るうしろを振り返ると、ブチ破ったはずのフェンスがそのまま立ってる。
えっ、どうやって?
どうやって通り抜けたん?!
突っ切る瞬間にボソンジャンプでもしたんやろか。ナゾや。




とにもかくにも畑の中に閉じ込められました。
ジュゲムが来てコースに戻してくれたりなんてことはありません。
ここの主に会って、ちゃんと謝らなあかんな。
すぐ横の工場に人影が見えたので、すんませーんと一声かけると社長らしき人物でてきて、




「おぉ、どないした?
…つうかおメェ、どっから入って来た!?」




事情を説明しつつ、すみませんソーリーと謝っていると社長、見た感じどおりのいい人で、




「おメェ自身とその車が無事ならそれで良し。行け行け、気にすんな。」




と言って正門を開けてくれました。
うーん、車は怖い!!
怖いよ!!