邪悪な気配… ゼータ発動

キーホルダーにしてたＺガンダムの首が、知らん間に取れてどっか行ってしまいました。
な〜んか今日は不吉な予感するわー…
なんて思ってたら、その予感は的中することに。

今日のＫＩ開催の第１レース、やっちまいましたよ。

相手はこれしかいない、と道中はトップハンデの大本命馬をぴたりマーク。
そして迎えた４コーナー、ちらりと目をやるとこっちの方が断然手応えが良い。
これは勝てるかもしれんぞ！
よっしゃ行け〜！
とゴーサインを出すと抜群の反応を見せて本命馬に並び、そして……

その時！事件は起こりました。

本命馬に並びそれを交わして先頭に出た瞬間、我が騎乗馬サプライズエンドは急に内側に斜行、その本命馬の進路をモロに妨害してしまったのでした。
左斜め後ろから

「○ァーックセイク！！」

と叫ぶ騎手の声が聞こえる。
やっちまっただよ…。
すぐさま追うのを止めて、そこから後は右手ひとつでひたすら進路を修正。
そんな状態ながら、そのまま先頭キープしてゴールインしました。

ちっとも勝った気がせんわ。
ていうか審議やな、これは確実に。
降着や。
そんで自分は騎乗停止やな、間違いない。
エライことしてもうた。
顔面蒼白で戻って来ると他の騎手たちが一斉に

「ユーアー○ァッキンビューティーー！
見事な騎乗だったぞ、マキ〜！」

と冷やかして来た。
いや確かに見事な騎乗でしたよ。
大本命馬を突き飛ばして勝利をモノにしたんやからな。

すぐさま裁決室に呼ばれた自分でしたが、審議の結果はなんと到達順位通り確定。
さらに自分に対しても、騎乗停止どころか罰金や警告すらもなかった。
ほんまに？
ウソみたい。
正面からの映像だと、思ってたほどには斜行してなかったし、内にいた馬も多少外にヨレてたからというのが理由みたいやけど、それにしても甘い判決やな。
まぁ自分にとってはラッキーでした。

今回のことは大方は馬のせいやけど、自分にもやはり落ち度はありました。
これは勝てる！と舞い上がって、多少冷静さを欠いてたんやね。
直線向いてすぐにムチを打ったのは失敗。
３〜４ストライドは様子を見なきゃいけないんやわ。
そんなんクレイム４の坊やでも身につけてる常識。
反省してます。

そんなわけでいろいろありましたが、競馬では１つ勝てたし良い結果でした。
朝に感じたイヤな予感が的中したというのは、行き帰りのフェリーでごわした。
今日は強風で海はずっと荒れ模様。
テーマパークのアトラクションなみに大きく揺れる船体。
出港するや３秒でノックアウト、トイレ行き、地獄の航海45分でした。
次からは飛行機や。
もうフェリーなんか二度と乗らんわ！