ヒール奥様

本日は病院まで行ってきました。
Xレイを撮って、それで骨がつながっていればようやくギプスが取れる!
そんなわけで今日は朝からとってもワクワクしてました。
そして病院までやって来ました。


えーとここで問題発生。
どうして自分の人生、スムーズにいかないんかな。
受け付けのおばちゃん、予約カードを見るなり


「あなたの予約は12日でしょ。今日はもう17日です。」


えーー!!
うそっ、なんで!?
だっておばちゃんほら、ここに17日って書いてあるやんか!


「それは7じゃなくて2でしょ…どう見ても。」


痛恨の読み間違い!
これはどっから見ても7やで〜おばちゃん。
と泣いて頼んでもどうにもならず、予約のし直しで26日になりました。
また1週間、ギプス生活が続くんか〜


呆然と立ってたらおばちゃん、診察はできないけどXレイならできるわよ、と言うのでとりあえず今日はXレイだけ撮ることにしました。


…これが第二の失敗であった。
すぐに帰ればよかったのに。


待合室でまつこと15分、そろそろ順番ちゃうかな〜て思ってたら、向こうの椅子に座っていた若奥様が、とつぜん立ち上がりこっちに歩いて来て自分の横の席に座り、


「ハロー。」


えっ、誰!?
どっかで会った?…いや知らんでこんな人。
そしたらその奥様


「あなたはヒーラーですか?」


…な、なんやて?
ひ、ひーらー!?


「ヒーラーとは、人をヒール(癒す)したりする人のことです…。」


怖っ!?
なんやねん分けわからん!
宗教の勧誘か?
今めっちゃヘコんでんねん、こっちがヒールしてもらいたいわ。


「…あなたは、人をヒールすることができますね?」


はぇ?
できへんできへん。
どーでもええけど、奥さんどうしてそんな息荒げてるん?
なんか目つきもヤバいし。
ま、まさか昼間っから…何ですか!?


「ごめんなさい、迷惑よね…。
でもね、あなたからとーっても不思議なオーラが出てるのよ…。
フーっ……
フーーっ……」


やばい、こいつぁやばいですぜ。
ほんま。
宗教の何かとは違う!


「あなたは学生?それともお仕事してるの…?
私は独身だけど子供が二人いるの…。」


に、逃げたい……けどXレイ撮らなあかんし…。
たすけてー。
と思ったらそこで受け付けのおばちゃん


「マキ…ヒィロ〜」


ええタイミングや、おばちゃん!!
じゃ、じゃーねー奥さん、またね。
と言うと奥さん


「あぁ、どうもありがとう…。良い一日を…。」


あ、はい…奥さんもね、と言って別れたのでした。
ほんまやで、これ。
ついさっきの出来事や。
この体験によるショックで、ギプス生活が延びてヘコんでたのがなんかどうでもよくなった。


それにしても、不思議なオーラやて。
そんなんある?一部の人には感じるんやろか。
それとも年上キラーmakiが、久々に本領発揮しただけの話か?
う〜ん怖くて気になって眠れんわ〜