終わった…


ジョッキーの差やな…




そう痛感した今年のカップでした。
勝ち馬のテンディグリーズ、実は去年はMaki Moritaとのコンビでこのレースに参戦、6着という結果だった馬。







今年はベテランのハンソン騎手が、残り600mから超攻撃的なロングスパートを仕掛けての粘り勝ち。
やや強引に見えるけど、この馬の脚質からいうとこれがベストな戦法だったし、本命馬をマークして潰しに行く勝負勘も見事でした。




思い出したくもないけど、去年はというと自分はスタート後のポジション争いで後手後手に回り内々に包まれてしまい、この馬の長所を全く生かせない最悪な騎乗。







パーフェクトな騎乗での快勝を目の当たりにして、内心かなりショックやったけど、自分のあのヘタクソ騎乗をこれで帳消しにできたようでホッと救われた気持ちもあった。
おめでとう!と言い調教師に握手を求めると、




「おぉマキィ…、ほんとは今年もマキに乗ってもらいたかったんだよ…。」




などと優しく言ってくださいました。
オージーにしては珍しいほど控えめで寡黙な調教師さんで、そんなこと言われたらこっち泣いてまうやないか。
どんだけ甘く見積もっても、自分が乗ってたら3着が精一杯だっただろうにね。




もう自分の糞騎乗で、オーナーや調教師の落胆する表情を見るのはこりごりです。
そろそろムチを置く時期が来てるんやないかという気はするね。