違和感




「抑えて行けと指示したのに、あんな前に行きよった!」




「直線は一発もムチを使ってなかった。あんな追えない奴はもう乗せない!」






違和感というかな、こういう会話を耳にするとそういう感覚になる。
他のライバルジョッキーが株を落として「しめしめ…」などと思ったりすることはまず無い。
え? なに言ってんの? という感じ。
鋭く的をつくようなことを言ってるのなら同調するんやけど。




でもうちら本職の連中と、実際にレース乗ったことがない人とでは、レースの見方が違うのは当然のこと。
「馬に乗らないアンタらに何が分かる!?」などと偉そうに突っぱねてしまうのはアカンね。
誰が見ても納得してもらえるような、馬主さんや一般のファンの方からの目線も意識した、そういう騎乗をしていかないと。




変にプライドの高い、独り善がりな騎乗をこのまま続けてたら、そら信頼はどんどん失って騎乗数も減っていくわ。
いちおう反省はしてますけど、もう終わってしまったものは仕方がない。








肉巻きアスパラガスと 手作りカボチャスープ。
めずらしく2品目も作ったよ、えらいねー。