右サイドへの恐怖心


気がつけば、馬に乗り始めてもう10年以上。
騎手としては8年目のシーズン。




これまで大きな怪我といえば、ヒザを蹴られて骨折したくらい。
ヒヤっとするようなレース中の落馬も一度だけ。
これはかなりラッキーだと思う。




乗ってた馬が故障、その場で予後不良となったケースも2005年に一回のみ。
これもかなり少ない。
その一頭の馬には申し訳ないけど、つくづくラッキーだなと思う。




いくら自分が安全な騎乗を心がけてても、馬が故障して競走中止というのは突然起こるから怖い。
レース中は怖いなんて感じてる余裕はないけど、調教の追い切りでは自分の馬の走るヒヅメの音がダイレクトに聞こえてくるからね、今に故障してしまうんでないかとハラハラする時がある。




昔はそうでもなかったのに、ここ数年どうも臆病というか過剰に用心しすぎてるフシがある…。
べつにそれは結構なことなんやけど。




でもレース中に、ちょっと幅寄せされるとすぐに引いてしまってポジション悪くするシーンが最近多い気がして。
これじゃ須藤京一といっしょやね。
恐怖心なんか持っててはライバルに勝てません。









今日の夕食



野菜チーズ焼き。
きのうコレ食べるはずやったのに、冷蔵庫のチーズが真っ青にカビておられたので…。