fauna of Australia on horses

こいつが…



こいつがいたんだよぉぉ
こいつがコースの真ん中でクワッ!!と鎌首持ち上げてね、こっちを威嚇しとったんです。




1頭分しかスペースのない狭い馬場だったので、もう反射的に全力で手綱を引いて馬を止めました。
「何しとんねん!!」と言わんばかりにお馬さんは不機嫌になったけど、あのまま行ってたらあんた脚噛まれてたよ。




家帰って今調べたらすぐに出てきた。
レッドベリードブラックスネーク、毒ヘビ余裕でした。
見た目でヤバイってすぐ分かるわ。
wikipediaによると西オーストラリアには生息してないんやて。 いやいや、生息してまんがな。




まぁこのように、馬に乗ってるといろいろな動物が現れるので、それらと上手く付き合わなければなりません。




ということで、オーストラリアの動物相 on HORSESまとめ。






マツカサトカゲ Bobtail Skink
難敵度★☆☆☆☆
ダートコースをゆっっっくり横切る姿を豪州全土で見ることが出来ます。
あまりにも動作がゆっくりなため、遠くからだと木片かなにかと誤認しやすい。
あやまって踏みそうになるとカッ!!と目口開いて威嚇してくるのでめちゃくちゃビックリさせられる。
もっともお馬さんらは威嚇に気付かないのか、全く気にせず素通りするので難敵度は低い。




キツネ Fox
難敵度★★★☆☆
田舎はもちろん、都市部の競馬場にだってどこにだって現れるからタチが悪い。
しげみの中で突然ガサガサっと音を立てられると、お馬さん達は一斉に逆方向へダッシュ
朝一など暗闇の中では活発なので特に注意。




カンガルー Kangaroo
難敵度★★★★☆
オーストラリアの象徴である動物だが、こいつはかなりの強敵。
馬がカンガルーを認識した時の反応といったらキツネの比じゃない。
普段どんなに大人しい馬でもビクゥゥッ!!! と驚き逆方向へダッシュ
野生のカンガルーって、間近で見るとほんま大きくて怖いんやわ。




カルガモ(の親子) Spotbill Duck
難敵度★★☆☆☆
SA州モルフェトヴィル競馬場のもはや名物。
人が追い切り調教してるときに、平気でコースを縦一列横断するから危ないったらありゃせん。
馬のほうはそんなに驚かんのだけど、乗ってるほうは
「あーーっ!! あぶっ危ねぇ!! どけ!! 踏む踏んでまうー!!」などとパニックに陥り、調教内容が頭から飛ぶ。




キングブラウンスネーク King Brown Snake
難敵度★★★★★
分布の広さ、エンカウント率の高さから、最も身近にして最凶と恐れられる危険な毒蛇。
オークス馬マージュスニップがこいつに噛まれて命を落としたように、お馬さん達にとっても恐怖の存在。
馬を調教しててこれを見かけたら、とりあえずストップ!!
そして速やかに調教師に報告!!






馬主 Owners
難敵度★★★☆☆
朝の調教を見学しに来られるのは大歓迎なのですが、ごくたまに、一部の方は、こちらが予想しないとんでもない場所で双眼鏡を構えておられたりするので、少々困る時もあるのです。
そういうのは調教師のほうから一言言っていただきたいものです。




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