マキ先生の ぷらいべーと☆レッスン

前の馬のピタリ後ろをくっついていれば、内の馬に外へ押し出されにくい。
内に張られて3ワイドになっても、ラチ沿いに馬がいない場合は、半馬身前へ出て外からプレッシャーをかけて内へ押し込む。
逆に外からプレッシャーをかけられそうな場合、すかさず内の馬と馬体を合わせてアピールする。
ボックスシートかそれより後ろのラチ沿いで4角を迎える場合、半頭分だけ外へ出して、内外中どこでも突けるように準備をしておく。
4角アングルアウトのコツ。強引に大外へ出さずに、手応えの悪そうな馬、実力の無い馬、または馬のコントロールが未熟な若い騎手をみつけて、その馬の内側で抜け出すチャンスを窺う。
直線で前が壁になった場合、手応えの良い馬、もしくは有力馬をみつけてその後ろにつけ、その馬が抜け出した後で決め手勝負に持ち込む。
出遅れてしまった場合は、すぐにラチ沿いへ移動。中途半端に好スタートを切った外枠の馬よりも、むしろ良いポジションにつけられる。(シャダイカグラ戦法)




......などなど、細かい騎乗技術はいくらでもあります。
経験豊富なベテランジョッキーや、センスの良い一流ジョッキーはこういったことを、考える前に反射的に行動に移していくのです。
自分はまだまだその辺り、判断力が甘くて遅い。
デビュー間もない頃からずっと言われ続けてる課題ですね。
センスは無いと諦めてるから、人一倍研究したり努力せなあかんのやな。
ほんま、競馬は難しい、奥が深いとですよ。