旦那様デビュー‏

先月、maki-morita宛てに小包が届きました。



「神戸市在住のD」とだけ書かれた差出人。
……。
警察の爆弾処理班に来てもらおうかとも思ったけど、現役ジョッキーの勘で大丈夫と判断、開けることにします。




………っ!!
こ、これはーー!?




ごく普通のノーマルで平穏な人生を送ろうとする自分を、アブナイ世界へといざなう甘い誘惑。
「今回は二段構えでいく」との事前予告を受けていましたが、うーむ確かに凄いボリュームですな。
さらには後日、実家からこんなものも届きました。



同じDさんから餞別で頂いたものですが、空港で重量オーバーのためにオーストラリアに持ってこれず、実家の屋根裏に保管してたもの。
全部で何枚あるんやろか……嬉しさと同時に目がクラっとする。




これらが一体何なのかというと、サブカルチャーなゲームやら音楽やら。
まぁいわゆるオタクな品々ですな。
自分はこの歳になって、そういったことにすごく興味を持つようになった。
ファミコンしない、マンガ読まない、アニメも見ないで、外で友達とドッジボールする少年やったから、大人になってその反動が来たんかな。
最近とくにはまってるのは、ウィキペディア巡り。
知らない単語、聞いたことないオタクな言葉が出てくればすぐにクリック。




IOSYS
東方CD→
エアーマンが倒せない
同人音楽
音系同人→
ボイスドラマ→
ネット声優→
同人即売会
コミックマーケット
コスプレ系喫茶店




まるで聞いたことのない単語のオンパレード、次から次へと出てくる。
それらの意味が一つ一つ分かっていくのは楽しい。
おたくな世界ってほんと楽しそう。
同人サークルでマンガ描いたり、曲つくったり、コスプレしたりしてる人っていいな、と思う。
ただ、いいなとは思っても、実際に自分が同人活動してみよう、コミックマーケットに参加してみようとまでは思わない。
そこが悲しいところ。
この歳になっていまさら恥ずかしいとかそんなのでは無くて、単にそこまで熱中できないだけ。
何をするにもイマイチ気力がわかない。
若い頃のように心がときめかない。
何でもいいから、何かひとつ、うちこめるような趣味があればいいな〜とはいつも思ってるんやけど。




そんなダラダラ無気力でいつもと変わらない午後、何気なくウィキペディア巡りをしていると、非常に気になる項目を発見。




メイド喫茶




コスプレ系喫茶店のひとつで、店員は全員メイド姿。
「いらっしゃいませ。」のかわりに
「お帰りなさいませ、御主人様。」で客を迎えてくれるそうです。
いやいや、私はメイドさんにはあまり興味ありませんよ。
気になったというのは、そういったメイド喫茶の中で、「執事」のコスプレをした店員さんのいるカフェもあるということ。
しぶいなぁ。
ほんまに壮年のシブい執事さんが来て、




「旦那様、コーヒーをお持ちいたしました。」
とか言われたら、




「あぁ、ピエールありがとう。そこに置いといてくれ。」
とか声をかけて、ゆったりリラックスした時間を過ごせそう。
さらに執事喫茶について調べていくと、




「2006年6月に渋谷にスタッフ全員が外国人で外国人執事が女性客をプリンセスとしてもてなすというコンセプトの「バトラーズカフェ」が開店…」

wikipediaより抜粋)




なんてのもあるらしい。
そ、それは行ってみたい!
「プリンセスをもてなす」とあるけど、別に男の客が行っても構へんよね?
こっちも旦那様になりきったつもりで行くから。
その時のために、執事喫茶デビューの日のために、今日からでも男を磨いて旦那様〜な風格が出るように努力するわ。
目標ができると人生活気づいてきたな〜











それと関係あるのかないのか、髪きりました。
旦那様とは違う方向に行ってしまった気が…?