プリーズ・ミスター・ポニースタントマン


もう何ヶ月も人を乗せてないポニー。
今日は久しぶりに子供たちが乗りに来ました。
ええ運動になるわ。
でも自分はポニーなんてよう乗らんわ、なんか怖くて。
さぁ鞍もつけて準備できた!
…という時になってウチの調教師から「ちょっと待った」がかかりました。
イヤな予感。




「マキ、まずお前が乗れや。」




きた。
やっぱりな。
しばらく人乗せてないから多少跳びはねるかもしれんやろ、というわけでまず自分が味見をしろと。
内心ドキドキ顔も引き攣っとったけど、子供たちの前でカッコ悪いとこは見せられません。
しゃーねえなぁ〜という表情をしつつ、サッソウとポニーに飛び乗る現役ジョッキー。




そしたら、いやあ跳ねるわ跳ねるわ。
ちっこいポニーの尻っ跳ねなんてたいしたこたないけど、
「イアャ〜〜」
て思わず声出しとった。
そうしてmaki-moritaによって程よくエネルギーを消耗されたポニーは子供たちへとバトンタッチ。

しかし楽しそうにポニー乗ってる子供らの笑顔みてたら、ちょっと思うことがあるね。
自分はこんな顔して馬乗ってるかなあって。
馬に乗ることを、仕事にするべきではなかったかなぁ〜とか考えたりする。
普段もうちょっと楽しい顔して調教乗るようにしよかな。