パッキングについて

パッキングなんてこんなん消耗品やから、いかに安く手に入れるか、そしてできるだけ軽い素材を、というのが常にテーマ。
HYLANDとかで注文すると高いしめんどいからな、ヒマさえあればいろんなとこ歩いて素材探してる。


今のところオーストラリアで見つけた1番軽い素材はというと、大型のキャンプ用品店で取り扱ってる濃緑色のフォーム。
Kマートなど、どこにでも売ってる水色のフォームより遥かに軽いし、そのうえ9mmと厚さも優秀。
ただし滑る滑る。
これ一枚だと鞍ズレします。
さらに柔らかみに乏しく、馬の背になじまないという欠点も。


近所にゴム製品の卸売店があれば、そこへ行くのもおすすめ。
HYLANDで扱っているようなスポンジやフォームが山のように陳列されています。
ただし、バラ売りだと高いので、ロール巻きにされているのを好みの大きさにカットしてもらうのが良い。
スポンジはだいたいHYLANDの半額で手に入る。

パッキングの組み合わせとしては、6mmのフォームに薄めのスポンジ、これが1番軽くてなおかつ調教師にも文句言われないパターンなのでは。
フォームが3mmだとイヤな顔される場合があるかな。


あとはガースカバー&チャンネルについて。
オールイラスティックのガースを使う場合、ガースカバーだと文句言われることがあります。
特に若い調教師は。
前のダーウィンのB調教師にウールのカバー渡したら激しく文句言われたな。
ウチの厩舎はフォームのガースチャンネル使用が義務づけられてるけど、これが重たい重たい。
自分で軽いやつ見つけて購入しました。(写真)

しかし田舎のカウボーイおやじ調教師ともなると「ガースチャンネルて何?使ったことない」状態で、さらに「オールイラスティックガース禁止」、「BPじゃなくてネックストラップにしろ」などと変な注文つけられて面食らう場合もあるので、ギアはいろいろ種類を揃えてバッグに入れておきましょう。
ジョッキーもいろいろ苦労してんのよ。